2009年12月17日 10:24
NYドル対円で上昇、FOMC声明受け2009年 12月 17日 07:39 JST
2009年の「今年の人」にバーナンキFRB議長=米タイム誌 [ニューヨーク 16日 ロイター] 16日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが円に対して上昇。米連邦準備理事会(FRB)が予想通り政策金利を据え置くとともに低金利の長期間維持を再度表明したことを受け、ドル買いが進んだ。
FRBは、米経済の安定化にある程度の楽観的見方を示すとともに、緊急流動性対策の大半を予定通り来年初めに終了すると表明した。
FRBは全会一致で政策金利据え置きを決定。経済状況を踏まえると、FF金利を「長期間(for an extended period)」異例に低水準とすることが正当化される可能性が高いと引き続き予想するとの見方を示した。
ドル/円は0.2%高の89.79円。この日の安値89.40円近辺からは上昇したものの、一時つけた89.98円からは若干押し戻された。
ユーロ/ドルはほぼ変わらずの1.4535ドル。連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表直後は上昇したが、その後は軟調となった。